ASAは上院農業法案プロポーザルに関する懸念を詳細に述べる
アメリカ大豆協会は、提案された上院農業法案のいくつかに懸念を抱いている。「大豆生産者にとって、再考をあるいは削除の必要のある懸念事項がいくつかある。」と、ASAのジョン・ホフマン会長は述べた。ASAの主要な懸念事項の一つは、法案のコモディティ・タイトルの30億ドルのベースライン削減であり、これは他のタイトルに入れられている。また、法案において大豆に設定されている目標価格は、ASA提案の6.85ドルよりもはるかに少ない。「ASAは、6.00ドルの目標価格が大豆生産者に対し十分なセイフティ・ネットとなる収入を提供するとは思わないし、他のプログラム作物と同等レベルの収入のセイフティ・ネットを提供しているとは信じない。我々は、大豆の目標価格が、少なくとも1ブッシェルあたり6.30ドルまで引き上げられる必要があると信じている。そして、我々は、マークアップまたは会議において、目標価格をこのレベルに引き上げるために委員会メンバーと協議したい。」と、ホフマンは述べた。
提案された平均作物収入(ACR)プログラムの償還ローンもASAの懸念事項である。変更されるACR修正案は、基本法案から平均作物収入を計算することは維持されるが、作物保険との相互作用は排除される。それは、生産者が2010年、2011年、および2012年に平均コスト収入計画のために、1回だけ参加を選ぶことを認めている(いったん参加を決めると、生産者はこのプログラムを継続しなければならない)。この修正は、ベースの面積(エーカー数)を更新しないだろう。それが保険の適用を受けるコモディティとピーナッツに関連しているので、ベース・エーカーの最高100パーセントまで、固定された平均作物収入保険の支払いがあるであろう。(最終的なパーセントは議会予算局の査定による)。法案は、平均作物収入支払いに関し6万ドルまでの支払い、委員会によって決められた様々なプログラムに使われる貯蓄を提供する。修正案は、2009年と2012年の間に、2パーセント管理と運営費の償還率を減らし、作物のロスの割合が1.2を超えるとき、スナップバック(急速回復)条項の適用を許可する。ホフマン会長は、ACRの償還ローンプログラムはマーケティング・ローン・プログラムに代わる手段としては非常に否定的な先例となるので、排除して欲しいとASAは思っている、と述べた。
また、ASAは、ローンの支払い不足、マーケティング・ローンの利得、および彼が言うところの法案のエネルギー・タイトルにおけるバイオディーゼルに対する資金不足等に対する変更案に関し、問題があるとしている。ASAは懸念しているが、ホフマン会長は、今年中に新しい農業法案完了向けて努力をしており、適切な時期に発効できるように委員会とそのスタッフと協力していく、と述べた。
9月のNOPAの搾油量は、2007-08年度産の油のイールドが高いことへの期待を支持
NOPAの9月の大豆搾油は380万トンであった。これは市場の予測を5万4000トンないし8万1600トン上回った。NOPAの大豆油の在庫は、8月から6万3500トン減少したが、業界はおよそ12万2000トンの減少を予測していた。
NOPAの興味深いレポートは、9月の油のイールドが8月の11.40ポンドより上昇して、1ブッシェルあたり11.46ポンドだったことである。これまでにこのマーケッティング年に輸出された大豆の油分が比較的高いことともに、中西部の気温が8月および9月に平均以上だったことにより2007-08年産のオイル・イールドが、昨年よりかなり上回るとのアナリストの見方を裏付けている。
大豆のオイル・イールドや搾油が増大することからの追加的な大豆の生産は、大豆油の先物にあまり影響を与えないであろう。というのは、大豆油の先物は、エネルギー市場とバイオディーゼル・マージンを小さくする必要性に強く結びついているからである。しかしながら、増加する大豆油生産は、大豆油在庫の減少を軽減することができ、またバイオディーゼル業界にもう少し多くの供給原料を与えることができる。
ヨーロッパは油糧種子輸入を倍に
パーデュー大学による新しい研究によると、EUのバイオ燃料の混合目標は、2006年と比べて、2010年までに油糧種子の輸入を2倍にする必要があるが、計画された厳しい輸入基準を前提とすると、いささか困難ではなかろうかと思われる。「EUにおける義務化は、非常に野心的である。」と、パーデュー大学の世界貿易分析センターの理事であるトーマス・ハーテルは述べた。ハーテルは、今月はじめに、オランダでの経済開発協力機構食物経済会議でバイオ燃料の研究を発表した。
バイオ燃料評論家は、燃料用に作物を栽培することは、熱帯雨林破壊を導き、食物の価格を引き上げる、したがって、1月に発表される予定のEUの輸入基準は目標到達を困難にする、と述べている。
研究の結果も、EUの油糧種子の需要が、向こう数年、ますます輸入によってまかなわれるであろうことを示しており、その結果、EUの油糧種子の輸入金額は、2010年までに40億ドル以上上昇するであろう、とロイターは報じている。
インドは食用油の輸入に高い価格を支払うことを予想
世界の食用油トップ輸入国のひとつであるインドは、バイオ燃料業界によって引き起こされた世界的な価格高騰のために、来シーズンはコモディティの積み荷に、最大3分の1以上多く支払わなければならないだろう、とある主要産業の役員はPublic Ledgerに語った。インドの溶剤抽出協会の会長であるアショク・セティアは、この国(インド)は、10月31日に終わる今シーズンに、560万〜580万トンの食用および非食用油の輸入の代価として、前期の900億ルピーから増加して、1200億ルピー(30億ドル)を払わなければならないだろう、と述べた。
しかし、もしインドが同じ量の油を輸入するなら、来期はより増大することになる、とセティアは広報に語った。「同じ量を輸入すると仮定すると、我々は来年1600億ルピーを払わなければならないだろう」と、セティアは述べ、この数字は再来年には再び2000億ルピーまでジャンプしそうであると付け加えた。彼は、わずか5パーセントから10パーセントの植物油のバイオディーゼル使用への転換が、さらに価格を上げ、供給を圧迫し、インドのような輸入国にプレッシャーを与えることになる、と述べた。
Public Ledgerの報告によると、現在、インドの食用油の年間消費量は、およそ1000万トンで、その約半分が海外から入ってくる。インドは、二つの最も購買量の多い大豆油とパーム油の輸入関税を削減することによって、高騰する世界の価格の国内市場での価格を抑える努力をしてきた。今年の7月に、政府は、大豆油の関税を40パーセントに引き下げた。
大豆コンプレックスは、思惑買いとエネルギー市場の新高値で上昇
10月25日の大豆コンプレックスは、米ドルのさらなる続落の最中の思惑買いとエネルギー市場の新高値への反騰相場を反映して、より高く閉じた。11月の豆の先物は、6.80ドル上がって365.50ドルで終わった。1月物は、6.89ドル上がって372.03ドルで閉じた。そして、3月物は、6.52ドル上がって376.89ドルで終わった。12月物ミールは、6.06ドル上がって308.09ドルで閉じた。1月物は、7.16ドル上がって311.29ドルで終わった。そして、3月物ミールは、6.94ドル上がって315.81ドルで閉じた。12月物オイルは、9.70ドル上がって902.12ドルで終わった。1月物は、9.48ドル上がって911.60ドルで閉じた。そして、3月物は9.48ドル上がって922.40ドルで閉じた。
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