アメリカ大豆協会

週報
2007.12.10
USSEC: 非遺伝子組み換え大豆にはより高イプレミアムが必要

アメリカ大豆輸出協会CEOのダン・デュランによると、大豆生産者は、来年は、非遺伝子組み換え大豆に対しては、より高いプレミアムを要求し、契約栽培の作物しか供給しないであろう。東京での最近のインタビューで、デュランは、米国の生産者は、遺伝子組み換え品種よりも生産コストがより高く、収量の少ない非遺伝子組み換え大豆の作付面積を減少している、と述べた。

増加するプレミアムは、非遺伝子組み換え大豆の最大の輸出先である日本の食糧供給業者にとってコスト・アップとなるであろう。また、台湾や韓国など他のアジアのバイヤーも、非遺伝子組み換え大豆を輸入している。

「現物市場で利用可能な製品があるという保証は全くない。」と、デュランは述べ、さらに「契約がなければ、誰も入手可能性を保証できない。」と付け加えた。

中国は、2007-08年に、大豆油の輸入を増加させると予想される

業界アナリストによると、中国の大豆搾油業界は、需要の増加を満たすに十分な生産を上げることができず、2007-08年シーズンに大豆油の輸入が急増すると予想されている。油糧種子アナリストのオイル・ワールドは、中国の2007年10月から2008年9月にわたるシーズンの大豆油の輸入は、需要の急上昇と国内生産者の生産能力不足のために、咋シーズンの240万トンから280万トンに上昇するであろう、と述べている。

「国内の供給状況は、植物油にはかなり厳しいままである。最近の数週間に、(中国)政府は業界に対して、国内の供給量を上げるために輸入を促進するように促している。」と、述べた。最近、パーム油、大豆油及ぶ菜種油の大口の購入があったが、現在の高水準の価格を引き下げる望ましい効果は、未だ達成されていない、と付け加えた。

中国の大豆油の輸入は、人口の増加と経済の活況で、過去2年間に急速に増加した。昨シーズンに輸入されたコモディティの240万トンは、2005-06年シーズンの151万トンから58パーセントの上昇であった。

上院のリーダーは、農業法案の修正に合意した

上院のリーダーたちは、停滞していた2007年農業法案を今週中に軌道に乗せる協定を締結した。この時点までの行き詰まりの主な理由は、農業法案の審理の間に討論されるべき修正箇所の個数に関する不一致であった。上院議員たちは250以上もの修正案を提出したが、これは明らかに処理不能な数である。

多数党の院内総務のハリー・リード(民主党・ネバダ州選出)と少数党院内総務のミッチ・マッコネール(共和党・ケンタッキー州選出)との間で作り出された合意に基づいて、各政党は20の修正案を提出することが認められたが、必ずしもそのすべてが農業法案に深く関わりのあるものではない。これらは、連邦の遺産税の条項を変更する法案を含み、商品市場を管理する規則や、エネルギー関連のデリバティブを取り扱いに影響を与えるだろう。可能な農業法案の修正として議論されたもう一つの問題は、移民の問題である。

修正に関する投票は、早くても、12月11日までは行われないであろうし、完了するまでに数日かかるであろう。最終的な40のリストがまだ完成していないので、修正に関する詳細は、未知のままである。

農業法案に関する最終的な上院での審議は、いつなされるかに関わらず、下院がこの法律を審議した年初よりももっと緊迫したかつ複雑なものとなると思われる。

米国の農産物輸出は記録的であった

USDAによると、2008年度の米国の農産物輸出は、昨年に記録した819億ドルの記録を書き変える、記録的な910億ドルを打ち立てると予測される。これが実現されるなら、2008年の総額は、USDAの8月の予想より75億ドル上回るであろう。「この見通しは、主に、穀物と油糧種子に対する継続的な根強い需要、競争の激しい市場および極めて高い価格、および、弱いドルによって支えられたものである。」と、USDAは述べた。

2008年度の大豆の輸出は、2007年より19億ドル増加する中国の需要増大によって、合計で104億ドルになるであろうと、USDAは述べた。小麦の輸出は、2007年より11億ドル多い75億ドルに上方修正された。コーンの予測は、89億ドルから102億ドルに増加した。

国勢調査: バイオディーゼル業界の大豆油の使用は低下し続けている

国勢調査の油脂報告は、バイオディーゼル業界の大豆油の使用が、9月の修正された12万7000トンから10月にはさらに低下して、10万7000トンに落ち込んだことを示した。バイオディーゼルのマージンは、大豆油の先物が石油先物が過去2-3週間に反落したほどには落ち込まなかったので、引き続き減少した。また、国勢調査は、10月の大豆油在庫を、7,260トン多い138万トンに修正した。

研究報告によると、大豆をベースにした食事が高齢の女性にとって健康によい

日本政府による調査の結果、毎日の食事で伝統的な日本の大豆ベースの食物を食べている高齢の女性は、心臓病にかかる危険性が低いということが分かった。大豆は、女性ホルモンと同様のエストロゲンの自然発生源であるイソフラボンを多量に含んでいる、ということがこの研究で分かった。1週間に少なくとも5回の大豆を食べている女性の心臓発作または脳卒中のリスクは、大豆を最も消費していない女性の1に対して、0.39であった、とこの研究は述べている。

この結果は、更年期を過ぎた女性にとってはいっそう顕著で、リスクは0.25まで下がった、とこの研究のリーダーであり、日本の国立循環器センターの予防心臓病学のチーフ・ドクターである小久保義彦医師は述べている。

エネルギー価格が市場の重しとなったので、大豆コンプレックスはおおむね低かった

12月6日の大豆コンプレックスは、市場を圧迫したエネルギー価格の早期退行を反映して、おおむね安く閉じた。石油市場が回復したので、大豆コンプレックスの先物全般が上昇に転じたが、終日この勢いを維持できず、最後はおおむね安く閉じた。伝えられるところによれば、投機筋の資金は、大豆の取引においては五分五分で、大豆ミールおよび大豆油では軽い売りであった。そして、1月の豆先物は、0.28ドル下がって、403.27ドルで終わった。3月物は、0.09ドル上がって410.70ドルで閉じた。そして、5月物は、0.73ドル下がって413.64ドルで終わった。12月物ミールは、1.10ドル下がって330.25ドルで閉じた。1月物は、1.21ドル下がって333.23ドルで終わった。そして、3月物ミールは、0.77ドル下がって338.96ドルで終結した。12月物油は、変わらずに997.58ドルで終えた。1月物は、1.32ドル下がって1006.18ドルで閉じた。そして、3月物は、1.54ドル下がって1018.97ドルで閉じた。

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