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中国の米国産大豆に対する需要が全予想を上回る;追加購入の可能性もあり
最近、中国が米国と調印した米国産大豆の輸入契約は全関係者の予想を上回り、米国産大豆への中国の需要は際限がないようにさえ見える。先週、米国の大豆に関連のある複数の都市を訪問した中国の購買ミッションは米国産大豆輸出企業と推定総額27億ドルに上る27件の購入契約を締結した。
中国側企業が締結した契約は2007マーケッティング年に米国の大豆生産者が中国に販売する予定の4.1億トンの70%、またUSDAが予測した中国の2006−07年度総輸入量の半分以上となる。さらに、業界の専門家は今後、数週間のうちに追加契約が調印されることも示唆した。
中国通商副大臣で今回のミッションの代表を務めるマ・シュホン氏はこの数字に驚きを表した。「どのくらいの契約が締結されるか見当がつかなかった。私が予想した以上の数になっている」と同氏は述べた。
ビェン・ジェンジー中国食品、国産品、家畜副産物輸出入商工会議所副会頭は政府の特定の政策ではなく、市場が中国の大豆輸入量を決定することになると述べた。
今回の購入量は事前の予想の5倍以上となった。「我々としても(輸出契約締結以前の時点で契約額に関し)どの位になるかについてはある程度の見通しを持っていた。しかし中国側の買付け量はその約4倍となった。ワクワクさせられた」とイリノイ州大豆協会のジョージ・ディクソン会長は述べた。ディクソン会長はこうした大量買付けは「今期栽培シーズンの悪天候に対するヘッジ」の意味合いもあると示唆した。
また、中国では成長を続ける魚の養殖への供給用としても大豆に対する大きな需要がある。中国の養魚産業は年間1.5億ブッシェルの大豆を消費している。「(養魚産業)が今後10年間に過去10年間と同じペースで成長を続ければ、米国産大豆ミールの20%は世界の養魚用に向けられる可能性がある」と全米大豆基金財団のエリック・ニーマン会長は述べた。「これまで同様、我々は安定した供給者の地位を維持できる自信を持っている」と同会長は付言した。
EC:世界の油糧種子消費は今後10年間に亘り年率2.3%で増加する見込み
大手予測機関により発行された今後10年の最新予想に基づく欧州委員会(EC)の報告書は世界の大豆在庫が過去最高の水準にあり、油糧種子の生産と消費は年に2.3%の増加が予想されると述べている。中国は油糧種子の輸入を2015−16年までに倍増させ、全世界の油糧種子貿易の約半分に当たる5000万トン前後まで伸ばす可能性もある。本報告書はEUが引き続き二番目に大きい輸入地域として残るが、輸入量はアナリストにより1300−3500万トンと大きく開いており、正確な予想を行なうのは難しいとしている。
また、本EC報告書は今後10年間で大豆ミールの消費と生産は2.3−2.7%増加すると述べている。大豆ミール価格は過去10年間の水準に比べ約5−10%下落する見込みとなっている。本報告書によれば、EUの輸入量は200−400万トン増加し、2500−3000万トンになると予想される。
サビ菌に感染した大豆葉の発生源に関し論争が発生;USDAが調査に乗り出す
The Associated Pressは、アイオワ州南部で今年当初、アジア・大豆サビ菌と呼ばれる菌が発見されたとの発表は、かならずしも真実ではない可能性があると報じている。5月22日、州政府関係者はこの有害な菌の付いた1枚の葉が、人々にこれがアイオワで発生したと思わせるために、州外から持ち込まれたにちがいないと述べた。調査は連邦政府の手に委ねられている。
USDAの首席検査官事務所はサンプルを提出した個人の名前を明らかにすることを拒否した。ビル・ノーシー・アイオワ州農務長官はサンプルがアイオワ州植物病院に持ち込まれ、USDAのテストによりアジア・サビ菌の存在が確認されたと述べた。
州政府関係者が発生源とされる農場を訪問し、貯蔵所とその葉が見つかったとされる畑、および周辺の畑も調査した。しかしサビ菌が存在した証拠は見つからなかった。「もし、わざと違う畑からのものをその畑から出たとされたのなら、それが間違って行なわれたというのも疑わしい」とノーシー長官は述べた。
政府関係者は病害を起こす菌の胞子が氷結温度では生存できず、自活するには緑葉組織を必要とするので、感染した葉による2007年産の州の大豆作物への危険はない点を引き続き強調している。
国勢調査:4月度搾油総計は1.449億ブッシェル
国勢調査局は4月度の大豆搾油総計を394万トンと発表した。この数量は平均調査予想値398万トンより低く、また3月の424万トンよりも低いが、昨年度の369万トンを上回っている。前週にはNOPAが4月の搾油量を377万トンと発表した。
大豆油在庫は3月度の152万トンから149万トンに減少した。調査予想の平均は150万トンであった。大豆ミール在庫は3月度合計と同じ29.8万トンと発表されたが。これは平均予想量31.5万トンを下回っている。
大豆コンプレックスは投機買いが入り、概ね高引け
大豆コンプレックスは5月24日、引き続き投機買いが入ったのを受けて概ね高く引けた。大豆油はさらに高騰し、直近の月を1984年来の最高水準に押し上げる契約価格の新記録となった。アジアの植物油バイヤーが市場に殺到しているとの情報でパーム油価格が上昇したのに支えられ、油/ミールの価格差異の面では大豆油に有利な展開となった。供給減の予想とブラジルのレアル高がさらに価格を上げる要因となっている。2008年のコーンと大豆の先物価格では、2007年の作付け以前に比べ、大豆に対するコーン生産の優位性は低下しており、来年は大豆が失った栽培面積を幾分取り戻すと思われる。こうした状況が、米国の大量在庫と相俟って、ブラジルにおける大豆面積増加の重要性を減少させている。7月豆先物は$1.75上げて$295.88;8月物は$1.56上げて$298.54;9月物は$1.47上げて$300.74で終了した。7月ミールは$1.87下げて$239.42;8月物は$1.98下げて$241.51; 9月物も$2.31下げて$243.39で引けた。7月油は$15.21上げて$784.40;8月物も$15.21上げて$789.69;9月物は$15.87上げて$795.86で終了した。
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