アメリカ大豆協会

週報
2007.07.17
7月作柄レポートのハイライト

USDAの7月作物生産レポートと毎月のWASDEレポートが、先週発表された。大豆コンプレックス内の米国の供給・使用の基礎的条件における変化に関しては、以前報告された作付面積減少による生産の減少が支配した。しかしながら、USDAは、さらに、2007-08年の使用予測を136万トン、輸出予測を163万トン低下させ、搾油を27万2000トン増加させた。搾油の大きな増加は、国内の油(バイオディーゼル以外のもの)およびミールの使用増加によって押し上げられたものであった。

2007-08年の世界の大豆生産は、2億2210万トンと予測されたが、これは2006-07年を1400万トン下回り、先月より330万トン低い。USDAによると、米国の生産減少は、先月からの変化に起因している。

マージン減少にもかかわらず、5月のバイオディーゼルの生産は、記録的に大きかった

5月に記録的な11万1000トンの大豆油がメチル・エステル(ほとんどバイオディーゼル)の生産に使用されたと、国勢調査局が最近報告した。それは4月の使用量から1万3200トン増加したことを表す。4月の使用量は、5,440トン高い9万7500トンに修正された。4月から5月へかけてバイオディーゼルの生産が増加したことは、マージンが12月以来の最低水準に落ち込んだ最中に起きたことを考えると、やや驚きであった。国勢調査局も2006年のサマリーを発表したが、その中で、大豆油のメチル・エステルへの総使用量は、2005-06年のマーケティング年には、実質的な変化はなかったが、2006年10月、11月、12月の四半期の使用量が1万7200トン低い22万8000トンに修正された、と述べた。

6月の終わりに、国勢調査局は、5月の搾油が413万トンであったと報告したが、これは昨年よりも15万2000トン多く、NOPAの搾油390万トンがおよそ408万トンの国勢調査の搾油を暗示した後に市場が予想した数字を上回った。

搾油は予想より多かったが、国勢調査は、大豆油の在庫が4月の329万ポンドから5月に326万7000ポンドに減少したと報告した。このことは、同じ時期にNOPAの在庫が2200万ポンド増加したこと状況下では、幾分驚きであった。

ブラジルは生産予測を削減

ブラジルの国勢調査局(IBGE)は、北東部の州の天候問題に言及して、2006-07年の大豆の総生産高予想を0.4%削減して5820万トンに下げた。5月の予想では、IBGEは5850万トンとした。この数字は、現在売られている2006-07年度産のほとんどの市場予測と一致している。作物は5月に収穫された。

インドは大豆油輸入増加を期待

食用油の輸入業者の協会は、先週、インドは6月に前年度より54%多い約20万トンの大豆油(クルード)を輸入すると予想されると述べた。「最近のパーム油価格の高騰で、大豆油はパーム油よりも安くなったので、大豆油の輸入が増加するであろう」と、インド溶剤抽出業者協会の専務理事であるB.V.メータ氏は述べた。さらに、大豆油の実際の輸入コストが、繰り返し行われた輸入関税の引き下げと基準輸入価格の凍結により、パーム油よりもずっと低い。基準価格は、輸入関税がランディング・コストの如何にかかわらず計算されるレートである。

同月のパーム粗油の輸入は、昨年より8.3%低い約22万トンと予想されるとメータは述べた。「インドの月間食用油必要量の約70%は、インドの油糧種子生産が低下しているために、輸入で満たされなければならないだろう。」と、メータは述べた。

カーギルの分離大豆タンパク技術をソレイが買収

デュポンとバンゲの合弁企業であり、食物をベースとした大豆タンパクの主要な供給業者であるソレイは、カーギルの分離大豆タンパク、プロリス(Prolisse)の買収を完了した。これには、それを加工する細胞膜技術特許も含まれている。

「ソレイの分離大豆タンパク事業とカーギルのプロリス製品ラインの組み合わせは、非常に適合している。」と、ソレイの最高執行役員であり社長であるトニー・アーノルドは述べた。「我々は大豆原材料業界に全力を投入している。そして、この投資によって顧客に品質と信頼をもってサービスを提供し続けることができると思う。」と、語った。

ソレイは、カーギルの製品と技術を既存の工場に統合し、供給の信頼性を確実なものにするであろう。金銭条件は明らかにされなかった。

フィリピンは41種類の遺伝子組み換え植物の使用を承認; デュポンは、Optimum GAT承認に近づく

植物産業局(BPI)の副局長であるクラリト・バロンによると、フィリピンは、41種類の遺伝子組み換え植物の国内での使用をこれまでに承認した。食品や飼料に直接使用するためおよび加工のために承認された植物の種類は、大豆、コーン、菜種、じゃがいも、綿、甜菜、およびアルファルファである、とバロンは記者会見で述べた。

関連するニュースとして、デュポンは、大豆とコーンにおけるOptimum GAT特性に関し、食品医薬品局およびUSDAに規定書類の提出を完了した。デュポンは、今年後半に、環境保護局への提出を完了する過程にある、と述べた。デュポンは、2009年までに、特性を含む大豆種子を導入することを計画している。

Optimum GATとは、ALS耐性を持ったグリフォセートで、これは草および広葉雑草に関し追加的な接触および残留コントロールをすることによって、グリフォセートを補足するように設計された除草剤にも耐性を持っている。これは生産者にその地域の畑の条件に合わせて雑草のコントロール・プログラムを作れる柔軟性を与える。

6月29日のUSDAレポートに先立って、大豆コンプレックスは、おおむね高い

7月12日の大豆コンプレックスは、USDAのタイトな需給報告、限定的な降雨の見通し、来週の気温の上昇予想に基づいて、投機筋が積極的な買い手となったので、おおむね高かった。また、ブラジルのレアルの新高値への反発も支援材料となった。このことが南米におけるこの秋の、そして米国における来春により多く大豆作付けさせるようにするため価格を押し上げる市場の決意を高めた。7月の豆の先物は、6.98ドル上がって334.36ドルで終わった。8月物は、6.80ドル上がって336.02ドルで閉じた。そして、9月物は、6.80ドル上がって339.32ドルで終わった。7月物のミールは、8.05ドル上がって279.65ドルで閉じた。8月物は、8.05ドル上がって279.65ドルで終わった。そして、9月物は、7.28ドル上がって282.08ドルで閉じた。7月物の油は、4.41ドル上がって832.24ドル閉じた。8月物は、4.19ドル上がって835.98ドルで閉じた。そして、9月物は、4.19ドル上がって842.38ドルで終わった。

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