アメリカ大豆協会

週報
2007.07.30
下院で敗北した農業プログラム修正案

下院の民主党リーダーと手を組んだ農業生産州の議員たちは、7月26日に、大規模農業生産者への補助金を削減して、恩典をもっと広範囲に広げることになる伝統的農業プログラムの主要修正の提案を打ち破った。309対117票の投票は、複数年農業法案に関する審議の初日に行われた。

この修正案は、ゆるぎない農業補助金制度に対する今年の大きな挑戦として提出された。

この敗北は、より多くの資金を資源の保護、栄養およびその他に優先的に振り向けることを希望していた環境保護団体、反飢餓グループ、および宗教指導者たちの連立にとって、一つの挫折であった。

インドはラウンドアップ大豆からの大豆油輸入を承認

USDA農務霧官レポートによると、インドの遺伝子工学承認委員会(GEAC)は、精製後消費されるための、ラウンドアップレディ大豆由来の大豆油の輸入を承認したが、これは、今日までに輸入が認められた唯一のバイオテック食品である。

インドへの輸入が認められた唯一のバイオテック食品は、ラウンドアップレディ大豆から作られる大豆油である、とUSDAは述べた。インドは綿と綿実ミールを輸出しているが、バイオテック問題が前面に出てくることはこれまでになかった。しかしながら、インドは、綿も綿実ミールもたいした量を米国に輸出していない。インドが受けている食糧支援は、PL480タイトルIIに基づく米国からの精製大豆油に現在はほとんど限られているが、これに対する必要なGEACの承認は2002年に得られた。

インドは大豆油を含む植物油の主要な輸入国のひとつであるので、高い国内の植物油の価格に関する懸念が、2007年12月31日までにラウンドアップレディ大豆由来の大豆油の商業的輸入に特別免除を与えるよう政府に圧力をかけた、とUSDAは述べた。

他のいかなるバイオテック食品も商業輸入のために公式には許可されていない、あるいは今までのところ輸入の承認を待っている状態である。

インドは食用油の輸入税を削減

先週、インド政府は、主要な食糧品目の価格を統制するための手段のひとつとして、食用油の輸入税を最高10パーセント削減した。大豆粗油の関税は、45%から40%に削減された。一方、パーム油は50%から45%に削減され、精製、漂白、脱臭された精製パームオレインに関しては、57.5%から52.7%に現在なっている、と中央物品関税局のスポークスマンは述べた。

インドの食用油業界の役員は、この動きは大豆油やパーム油の小売価格を約1kg当たりRs1ぐらい下げることになるだろう、と述べた。

「国際価格は、先月1ヶ月に1トンあたり100ドル以上上がった。この影響を相殺するために、政府は消費者への救済措置を決めたらしい。」と、インド溶剤抽出協会のB.V.・メータ専務理事は述べた。しかしながら、パーム油、RBDパームオレイン、大豆油、およびひまわり油の価格は、輸出業者が彼らの価格を引き上げず、全体の利益がインドに生じれば、下落するであろう。」と、彼は警告した。

中国はまもなく調理用油向けの新しい規格基準を公開する

中国政府役人は、先週、調理油の新しい規格をまもなく中国で発効する予定である、と述べた。「我々は調理油業界の合計92の規格に注目しており、近く、規格基準局がそのうちのいくつかを公布することを期待している。30の規格はほとんど決定しており、そのうちの10は、食用油分野に関するものである。」と、国家穀物行政庁規格基準・品質センターのデュ・ゼン長官は述べた。

「これらの新しい規格は、製造業者を監督し、市場が全体としてうまく規制される助けとなるであろう。もちろん、調理油の製造は複雑なので、この分野の健全な発展は、自己管理にも依存している。」と、デュ長官は述べた。

新しい米国のバイオディーゼル・プロジェクトが発表された
  • アイオア・リニューアブル・エナジー社が、アイオワ州のワシントンでバイオディーゼルの生産を開始した。3000万ガロン能力のバイオディーゼル工場が、大豆原油を処理する。
  • ミシシッピー州のグリーンビルにあるスコット・ペトロリアム・バイオディーゼル社が、その2000万ガロンの生産能力のある施設で生産を開始した。会社の消息筋によると、その工場は、建設に2200万ドル以上のコストがかかった。供給原料は大豆油になるだろう。
  • パシフィック・バイオディーゼル社の子会社であるシーケンシャル・パシフィック・バイオディーゼルLLCは、オレゴン州セイラムにあるその100万ガロンの施設を、2008年夏までに、500万の生産能力に拡張することを開始した。
  • バイオディーゼル生産会社のリニューアブル・エナジー・グループは、アイオワ州ワシントンにあるその3000万ガロン能力のアイオア・リニューアブル・エナジーLLCの複数原料の工場で生産を開始した。この州のバイオディーゼル生産能力は、現在、年間2億2500万ガロン以上とみられている。
  • 最近、アイオア州ガルバ近くにあるメイプル・リバー・エナジー社はバイオディーゼル工場に着工した。この工場は、300万ブッシェルの大豆を処理し、年間500万ガロンのバイオディーゼルを生産する予定である。USDAの地方開発部門は、新しい工場建設のために1000万ドルの保証付きローンを提供した。
大豆コンプレックスは、おおむね高かったが、石油の下落に伴って、大豆油の価格は下落した

7月26日の大豆コンプレックスは、おおむね高かった。大豆とミールは高止まりで終わったが、大豆油は、石油価格の下落で低落した。生育状況は理想的とはいえず、多くの地域でより多くの水分を必要としているが、大豆の作柄は平年以上の状態で、コーンベルトの西側を除いて、高温から免れた。大豆市場は、生育状況が8月の重要な時期に良好であるならば、市場が記録的に大きなキャリーアウトに対する貯蔵と資金繰りに苦しまなければならないので、次の30〜60日間は、低迷するであろう。大豆価格の下落は、大豆油の価格がおおむねエネルギー市場に結びついているので、大豆ミールの製品サイドで非常に明白に現れるであろう。8月の豆の先物は、2.39ドル上がって301.85ドルで終わった。

9月物は、2.57ドル上がって304.88ドルで閉じた。そして、11月物は、2.66ドル上がって311.03ドルで終わった。8月物ミールは、2.98ドル上がって239.97ドルで閉じた。9月物は、2.54ドル上がって242.84ドルで終わった。そして、10月物は、2.76ドル上がって245.37ドルで閉じた。8月物の油は、0.66ドル下がって806.66ドルで終えた。9月物は、1.54ドル下がって812.17ドルで閉じた。そして、10月物は、2.43ドル下がって817.69ドルで終わった。

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