アメリカ大豆協会

週報
2007.09.10
中国政府は大豆輸入を妨害しないといっている

公報「The Public Ledger」の声明によると、中国政府は、油糧種子の輸入を妨害しないし、より厳しい検査基準が購入量に長期間の影響を与えることはないだろう、と述べた。「いくらか短期間の影響はあるかもしれないが、輸出業者がより厳しい品質基準に適応するようになれば、通常の取引に戻ると私は期待している」と、商務次官のホアン・ハイは先週述べた。

中国は、8月22日に、米国大豆の輸入品に「重大な」品質関連の問題を発見し、米国に輸出手続の調査と改善を促した、と述べた。このコメントは、中国の玩具、魚および野菜などの製品の非安全性に関する米国の報告の後に出されたが、両国の貿易摩擦に火をつけた。

所得上昇により肉の消費が増大しているで、家畜飼料用需要により、近年、中国の大豆の必要性が高まっている。中国の大豆輸入は、2003-04年以来、ほぼ倍増している。中国関税局のデータによると、1月から7月までの輸入は、2.6パーセント上昇して1690万トンになっており、このうち780万トンは米国からの輸入であった。

より精査なモニタリングは、食物の品質に対し世界の関心が増大していることへの反応であり、この傾向は今後も続くであろう、とホアンは「The Public Ledger」に述べた。それでも、増加する検査により、「中国が大量の輸入を行っている大豆貿易に、より大きな制限」がかかるようになることはないだろう。政府はどこから大豆を輸入するかの決定に関与することはないだろう、とホアンは付け加えた。中国の大豆輸入の大多数は、中国と外国の合弁企業によって行われており、加工業者が、どこから輸入するかを選択しており、その選択は品質に基づいて決定されていると思う」と、彼は述べた。

バイオディーゼル業界の7月の大豆油消費は上昇

先週、国勢調査局は、7月のバイオディーゼル用の大豆油の消費が3億4600万ポンドに驚くほど増大したと報告した。6月は2億5700万ポンド、また、1年前は1億6400万ポンドだった。7月の大豆油消費は、業界の観測筋が予想したよりも8200万ポンド多く、バイオディーゼル生産に使われた2006-07年の大豆油よりも3億ポンド多い、29億ポンドだった。最近の数カ月に完成した新しいバイオディーゼル生産設備のほとんどすべてがフル稼働されているように見える。およそ2億5000万ガロンのバイオディーゼルの年間生産能力が4月1日から7月1日までに稼動し、設備を稼働してない量はほとんど増加していない。

9月〜11月の米国の農産物輸出は良好の見込み

2007-08年の第1四半期の穀物および油糧種子の輸出は、1995年以来最も多い船積み量で、良好な状態にある。9月-11月四半期の穀物および大豆の輸出量は、昨年の同期よりも7パーセント多い、3500万ドンになると予測されている。これは、インフラや輸送体制を市場ポジションに移すテスとなり、強力な輸出キャンペーンになるだろう。港別で、ガルフは、この量の54%、パシフィック・ノースウエスト(PNW)は20%、テキサス・ガルフは13%の取り扱いと予想されている。

ガルフの取扱い容量は圧迫を受けるであろうが、コモディティ・ミックスが大きかった数年前ほどではないであろう。ガルフからの輸出は1890万トンと予測されるが、この量は2003年のこの四半期に通過したものに匹敵する。しかし、2004年のコモディティの種類の割合は、今年と全く異なっている。2003年には、ガルフを通過したコモディティは、50パーセントがコーン、35パーセントが大豆そして11パーセントが小麦であった。2007年のコモディティは、62パーセントがコーン、25パーセントが大豆そして10パーセントが小麦であると予測されている。

2007年の農家純収入は、記録的に高い871億ドルに達すると予測されているが、支出も上昇

穀物と畜産販売からの収入は、農業生産者の生産支出よりも急速に上昇しているので、今年度の農家の純所得は増加するとUSDAは予測している。最新の情報によると、USDAは、2007年の農家の純所得を871億ドルと予測しているが、これは、2006年よりも281億ドル多く、過去10年の平均の574億ドルよりも約300億ドル多い。以前の記録の859億ドルは、2004年に達成された。今年の農業生産からの現金収入は、穀物と畜産の両方の価格が大きく上昇したため、2006年の2393億ドルから2764億ドルに上がると予測されている。穀物の販売は(2006年の1200億ドルより多い) 1362億ドルに達すると予測されている。一方、畜産の販売は、昨年の1193億ドルから1402億ドルに上昇すると見られている。

USDAは、ほとんどの畑作物に関する2007年の現金収入は最高記録になるだろうと、予測している。2大穀物収入源であるコーンと大豆からの収入は増加して、コーンの収入は310億ドル、大豆の収入は190億ドルを超えるだろうと予測されている。

報告書は、これまでのところ今年のコーン、小麦および大豆の市場価格は、2006年の水準を維持しており、年末までこのまま続くであろう、と述べている。最新の需給報告書で、USDAは、1ブッシェルあたりのシーズン平均価格を、小麦は5.10ドルから5.50ドル(2006年の4.36ドルに対して)、コーンは2.80〜3.40ドル(2006年の3.00ドルに対して)、そして大豆は7.25ドルから8.25ドル(2006年の6.40ドルに対して)と予測している。

一方支出に関しては、農家の生産費合計は、2007年には174億ドル(7.5パーセント)上がって、記録的な2499億ドルになるとUSDAは予測しているが、これは、5年連続で年率4%以上の上昇である。これが実際に起きると、2007年は、200億ドル上昇した1979年についで史上2番目に大きい増加となる。肥料および諸経費は、20億ドル以上(それぞれ16パーセントと8パーセント)上昇すると予測されている。総労動費は、17億ドル(7パーセント)上がると予想されており、一方、種子の費用は16億ドル(14パーセント)上がると予想されている。種子、肥料、および殺虫剤の主要な作物関連の主な支出は、2006年から41億ドル(12パーセント)増加して373億ドルになると予測されているが、これは5年連続10億ドル以上の増加である。USDAは、3つのすべての支出がそれぞれの最高水準に達すると予測されている、と述べている。

大豆コンプレックスは、米国の大きな収穫を期待できる最新の作柄評価に基づいて安い

9月6日の大豆コンプレックスは、市場の予測に反してUSDAの作柄評価で良好、優が増加したことを反映して、安かった。一方、USDAの8月の予想を上回る米国大豆作柄に関する民間予想も市場の重しとなった。9月豆の先物は、4.04ドル下がって322.61ドルで終わった。11月は、3.86ドルさがって327.93ドルで閉じた。そして、1月は、3.86ドル下がって333.63ドルで終わった。9月ミールは、2.87ドル下がって267.64ドルで閉じた。10月は、3.42ドル下がって269.29ドルで終わった。そして、12月物ミールは、3.75ドル下がって274.69ドルで閉じた。9月油は、5.07ドル下がって817.47ドルで終えた。10月物は、5.29ドル下がって820.99ドルで閉じた。そして、12月は、5.73ドル下がって832.02ドルで閉じた。

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