USDAは2007年度産大豆生産量を7040万トンと予想
USDA作物生産年次報告書によると、2007年度産米国大豆の推定生産量は、11月の予想より24万5千トン減少の7040万トンで、業界予想と同じである。USDAの12月1日現在の大豆の在庫推定量は業界予想よりも163万―177万トン多い、6340万トンである。USDAの生産及び在庫の推定量は、9-11月に103万トンの使用を意味しており、これは、1986−87年以来最も低い数字である。9-11月の四半期の使用量が僅かであったにもかかわらず、USDAは2007-8年度の残りの使用量を54,400トン多い215万トンとしており、2007-8年度の繰り越しを先月よりも272,000トン少ない、476万トンになるとしている。USDAは大豆および大豆製品の予想価格を引き上げ、大豆油生産量及び期末在庫を油のイールドが高いことで4万800トン上昇させた。
USDAはブラジルの大豆生産を作付面積減少から150万トン削減し、6050万トンとした。それに伴うブラジルの大豆輸出削減はアルゼンチンおよびパラグアイからの大量輸出で相殺され、世界の大豆在庫を110万トン低下させている。USDAは大豆に関しては、強気の驚かせる報告はしていないが、コーンに関しては強気の生産及び在庫量、冬小麦に関しては予想より作付面積が少ないとしており、大豆の先物価格は高値で推移するだろう
モンサント:大豆種子供給をテスト
2008年は多くの米国生産者が大豆を作付する予定をしているため、十分な大豆種子供給を確保するために種子会社は苦労しているとモンサントの担当者はロイターに語った。生産者はコモディティで価格が急増していることに乗じようとしているので、今年の「大豆の作付面積は米国全体で増加する見込みである」と昨年モンサントに作られたデルタ&パイランド・ビジネス・ユニットの部長のケビン・エブレンはロイターに語った。「これは、業界の大豆種子供給能力に大きなプレッシャーをかけている。多くの種子会社は、供給のためにかき集めている」とエブレンは述べた。
さらに付け加えて、「綿の作付面積は、確かに減少しそうだ。コモディティの価格がどういう状態であるかによって、生産者は他のコモディティに切り替えるようになるだろう。」綿の作付面積の減少もまた米国におけるバイオ燃料産業の増大、特にコーンからエタノール代替燃料の製造増大が原因していると、エブレンは述べた。
海上輸送費が下がる
米国から穀物や大豆を移送するコストが11月に記録的高値を更新して以来、13%−41%下がった。ガルフから日本への場合、海上運賃は10月末にトン当たり$115を記録し、それ以来13%下落し、今週はちょうど$100以下になった。ガルフからヨーロッパは、11月中旬に$78近くまで上がっていたが、同じ位下がって、トン当たり$66位まで下がった。大平洋岸北西部(PNW)から日本への海上運賃は10月末に$84近くまで記録的に上昇していたが、1月4日の週にトン当たり$50以下に、41%急落した。ガルフからの海上運賃は去年の9月、PNWからが去年の8月にこのようなレベルだったのが最後だった。2つの主要なパナマックスのルートの海上運賃に関しては、図表で示されている定期船市場で生じている変化に由来する。
海上運賃の低下はいろいろな船のクラスのサイズで、特にケープサイズの船の容量の増強によって導かれた。ブラジルからの鉄鉱石の積み出しは、混雑により削減され、数船が直物市場に戻った。一方、中国は、おそらく毎年の鉄鉱石の価格交渉前の作戦行動として、鉄鉱石輸入を幾分遅らせている。
その間に、バージの運賃は2007年に約8%下がったが、記録的高値の次の年で、結局過去2番目の高さだった。もし、バージの需要が夏後半に急増しないで穀物輸出予想が改善されなかったら、運賃はもっと低く終わっただろう。2008年の運賃は5%下がると予想されている。
インドは2008年の第一四半期に食用油輸入を増大
世界的に価格が上昇しているにもかかわらず、インドは今年の第一四半期に前年同期よりも約78万トン多い、およそ120万トンの食用油を輸入するだろう。インドの油産業貿易中央団体(COOIT)の役人Govindhbhai Patelは、油糧種子在庫が少ないことと国内消費が増大していることにより、購入が増大することになると語った。「昨年の菜種の期末在庫は140万トンと大量にあったが、今年はほんの50万トンしかない。」とパテルは言った。「油の国際価格はここ数週間非常に高くなっており、消費が多いため国内価格もまた昨年より高くなっている。」
パテルは又、大豆油とパーム油の価格差は、昨年はトン当たり$20だったのに、現在はトン当たり$200位あるにもかかわらず、大豆油輸入が18万5千トン位増加すると予想していると語った。
関連ニュースによると、植物油の国内価格上昇を抑制するために、またインフレを抑えるために関税を削減するかもしれないとのことである。「過去2週間の油の価格急騰が、政府の懸念を引き起こしている」「消費者の利益を守るために政府は近い将来植物油の関税を削減するようになるだろう。」とインド溶剤抽出協会の代表理事のB.V. Mehta は述べた。
中国は2007年1−10月の食用油の輸入量が増大したと報告
最近の通関データによると、中国の2007年1-10月の食用油の輸入量は前年同期より26.6%増加し、総輸入価格は驚くべき98.6%増に上昇した。昨年1-10月に中国は約697万トンの植物油、49億9千万ドル相当を輸入した。中国税関によると、この購入増大は中国政府が2006年初めに食用油の輸入割当制度を廃棄するために奨励したことが一因である。コストの増加は、大豆油の平均価格がトン当たり$727.60と44.9%上昇し、世界の植物油価格が上昇したことによる。
USDAレポート発表前に大豆コンプレックスは上がったり、下がったり
1月10日の大豆コンプレックスは、1月11日のUSDAレポート発表前のポジショニングでまちまちで引けた。1月の豆の先物は$1.84下がって$463.06に、3月は$0.83低い$463.06に、5月は$0.92低い$460.40で終わった。1月ミールは$1.10下がって$376.44に、3月は$0.22低い$383.32に、5月は0.33低い、$389.99と下がった。1月油は$3.31上がって$1121.04に、3月は$4.19上がって、$1130.30に、5月は$8.38高い、$1144.41に上昇した。
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