CONAB:2006−07年のブラジル大豆作付面積減少を予想
CONAB(ブラジル農業省・コモデテイ供給公社)は2007年度収穫の最初のレポートを発表した。CONABは作付予定面積を2050万から2110万ヘクタールと予想しており、これは同公社の昨シーズン作付面積予想であった2220万ヘクタールを5%から8%下回っている。これに対し、USDAは2007年の作付面積を昨シーズンの2200万ヘクタールより4.5%低い2100万ヘクタールと予想している。
来年度の大豆収穫高についてCONABは5350万トンから5500万トンと予想しておりこれは昨シーズンの収穫予想5340万トンを10万から160万トン上回るものとなっている。CONABはヘクタール当たりの収量を2.61トンと予想している。これは昨シーズンの予想5500万トンを100万トン上回る5600万トンとするUSDAの予想よりも若干低い数字となっている。USDAは2007年の収穫についてはヘクタール当たりの収量を2.67トンとしている。
ラテン・アメリカ諸国がドーハ・ラウンド関連の会議を開催
WTO,OECDおよび米州開発銀行はラテン・アメリカの農業政策と貿易に関する国際会議を10月10日と11日に開催する予定である。会議はブエノス・アイレスで行われる。会議の目的はラテン・アメリカ地域の各国政府、国際農業政策専門家、貿易交渉担当者および食品・農業関係者を一堂に集め、本年央、多国間貿易交渉ドーハ開発ラウンド中断の原因となった意見の乖離を調整することである。
一方、米国の農業貿易交渉担当者デイック・クラウダー氏は外交問題評議会のインタビューに対し、ドーハ・ラウンドの交渉に関して「まだ水面下の作業」は継続中と答えているが同ラウンド終了の時期については明言していない。「今年に入って締め切りはいくつもあったし、また守れなかった予定も沢山あった」とクラウダー氏は述べた。「私の感触では合意は得られると思う。得られるかどうかかではなくいつ得られるかの問題だ。」
エネルギー省が代替燃料に関する目標の延長を提唱
エネルギー省(DOE)は議会が1992年に定めた2010年までに米国のガソリン供給量の30%を代替燃料に切り替えるという野心的な目標は達成不可能であり、目標年度を20年延長し2030年にすべきと述べている。DOE役人のダナ・オハラ氏は現在のところ、米国の道路走行用燃料供給に占める代替燃料の割合はたった3%程しかないと述べた。同氏はDOEとしてもこの比率が2010年までに変わるとは期待していないと述べた。昨今再燃してきた代替燃料への関心は販売車数の増加で相殺されている。米国が向こう4年間に代替燃料比率を3%から30%に増加させることなどあり得ないと同氏は述べた。
USDAが大豆の暫定貯蔵を承認
USDAは大豆と米の2006年度収穫量の暫定貯蔵を承認したが大豆の緊急貯蔵は却下した。USDAは10月4日付け連邦公報にその決定を説明する通達を出した。「2006年収穫量が一部の地域で営業倉庫の貯蔵スペースを上回ると予想されるため、FSA(農業安定局)が穀物に関する倉庫保管の販売支援ローンを求めている農業生産者に対し、収穫時に適切な貯蔵スペースが確保されるよう措置を講じた」とUSDAは述べた。「大豆はばら積穀類に比べ、天候、感染やその他の品質低下条件に影響されやすいため、緊急貯蔵スペースの収容対象として承認されない」とUSDAは述べた。
FSAは下記条件が満たされる場合には2006年産大豆を暫定貯蔵することを認可する予定である。
- 当該貯蔵スペースが最初の認可時から2007年3月31日まで使用可能なこと。
- 暫定貯蔵用倉庫が米国倉庫法(USWA)認定倉庫と共同して運営されること。
- さらに;
- アスファルト、コンクリート、その他認定床面材料が使用されていること。
- 堅固で自己支持型の側壁が装備されていること。
- 通気が整っていること。
- FSA認定の適切なカバーが付けられていること。
- 貯蔵作物の全損に対する保険がかけられていること。
- 倉庫運営者がUSWAに規定される財政関連および保証金関連必要事項をすべて満たしていること。
- 倉庫運営者が暫定貯蔵スペースに貯蔵されている全ての米や大豆に関して別個の記録を保持し、米と大豆の状況を動向日誌(Daily Position Record)に記録していること。
WTOがEUによるバイオテックの一時禁止(モラトリアム)を違反と裁定
WTOはEUによるバイオテック農作物承認の一時禁止(モラトリアム)とEU加盟国が以前に承認された農作物に対し禁止令を出したことは不当とする米国、アルゼンチンおよびカナダの主張を認めた。
米国はEUがWTOの規定、またEU自体の諸手続きやEU自体の科学者の提言を遵守することを5年間も遅延させたとして2003年5月にWTOに提訴を行った。本日発表されたWTOの報告書はUSTR(米国通商代表部)スーザン・シュワブ女史とマイク・ジョハンズ農務長官の共同声明によればWTO史上最も長いものである。
EUによる農作物承認の全面的モラトリアムに加え、WTOへの提訴は同禁止措置採用以前にEUが承認した7種類のバイオ技術利用の作物に対するEU加盟6ケ国(オーストリア、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルグ)の禁止令も対象としていた。上記声明によれば各ケースで紛争解決パネルはEU自体の科学者が安全を認める査定を行ったことよりこうしたEU加盟国による禁止令は科学的根拠がなく、従ってWTO規定との一貫性を欠くとした米国の主張を認めた。
大豆コンプレックスは輸出増、投機筋の買い戻しで高値引け
大豆コンプレックスは10月5日、堅調な輸出と投機筋の買い戻しを反映し高く引けた。11月豆先物は$3.77上げて$207.78;1月物は$3.86上げて$213.11;3月物は$3.22上げて$216.69で終了した。10月ミールは$2.54上げて$184.41;12月物は$2.76上げて$186.95; 1月物は$3.09上げて$188.05で引けた。10月油は$6.61上げて$525.14;12月物は$5.73上げて$530.43;1月物は$5.95上げて$539.69で終了した。
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