2006.10.16

 

 USDAは2006-07年産に記録的な米国の大豆収穫を予想


USDAは、先週、米国の油糧種子生産が9640万トンになると予想される、と言った。2006-07年期末の米国油糧種子在庫は、2005-06年の改訂された期末在庫より220万トン多い、1630万トンになると予測される。米国の大豆生産は、記録的な8680万トンになると見られており、これは収量と作付面積がともに以前考えられていたよりも高いためである。USDAは、2006-07年の米国大豆の供給は増加すると予想しているが、これで輸出と搾油の増大が期待できる。USDAは、大豆の期末在庫は1510万トンになると予想している、と言った。

 

USDAによると、2006-07年の世界の油糧種子生産は、2005-06年より210万トン増加して、3億9040万トンになると予想される。これは菜種、ひまわり種子、および綿実種子の生産量が予想以上に大きいことによる。また、2006-07年の世界の油糧種子在庫も、より高い生産と増加した期首在庫がわずかに使用の増加で相殺されたが、以前予想したよりも高くなりそうである。



 ASA: 2005年の景気循環に対する支払いの欠如は農業法改善が必要の兆候

 

アメリカ大豆協会は、先週、次のように述べた。2005年の作物景気循環に対する支払いに関するUSDAの発表は、「なぜ大豆生産者がより良い収入のセーフティ・ネットを必要としているのかを示す典型的な事例である。他のプログラム作物と比べて油糧種子作物の目標価格が不均衡に低い現在の農業法案の不公平を正してほしい、とASAは議会に要請している。」「大豆生産者が景気循環に対する支払いを受けなかった理由は、大豆の目標価格がコーンや他のプログラム作物と比べて不均衡に低いからである. 大豆生産者は2002年の農業法案に基づく作物景気循環に対する支払いを受けたことがない。この状況は2007年の農業法案が書かれるときに正される必要がある。他のプログラム作物に比例した大豆の公正な目標価格は、大豆生産者が不利益を受けないことを確実にするだろう。」とASAリチャード・オスリー会長は言った。

 

ASAは、既に大豆の目標価格に関する懸念を下院および上院の農業委員会に伝えた、と言った。9月20日に、ASAのジョン・ホフマン第一副会長は下院農業委員会で、全米ひまわり協会および米国カノーラ協会並びにASAを代表して証言を行った。「油糧種子生産者は、米国の作物が外国の油糧種子輸出と競争できることを確実にし、世界の価格が下落したときに生産者の所得をサポートするための最も効果的な手段として、マーケティング・ローンを強く支持する。」と、ホフマンは言った。彼はさらに続けて、「現在の農業プログラムにおいて油糧種子作物のために設定されている目標価格は、他のプログラム作物と比べて、不均衡に低い」といった。

 

 大豆油のバイオディーゼル用消費は急激に上昇

 

国勢調査局は、8月のメチル・エステル(バイオディーゼル)生産における精製大豆油の消費を8万1200トンとした。これは1万6300トンだけ上方修正された7月の使用量6万4000トンをはるかに上回るものである。また、8月の精製大豆油のバイオディーゼル消費も、1万2700トンだけ上方修正された6月の消費量7万6700トンを超えた。4月の消費が4,540トン上方修正されて4万8500トンに改訂されたように、5月の消費も1,360トン上方修正されて6万6200トンに改訂された。他の非食用製品用大豆油の消費増加に見られるように、バイオディーゼル生産に使用される大豆原油の量は、今年のこれまでは毎月2,270トンから4,540トン消費されていたが、8月には約9,070トンに拡大したように見える。

 

 

 

 艀の運賃は堅調

 

USDAの最新の艀の運賃コールに基づくと、新作物年度が始まって以来、はしけ運賃は弱い基調を全く示していない。しかしながら、毎年この時期の運賃は11月始めにかけてこれまでも高めである。過去6週間のセントルイスを通って上流に運航する空の艀および鉄鋼を積んだ艀の数からみると、およそ200万トンの穀物を下流域に運ぶ能力は十分ある。過去5年間、平均して1,100隻以上の船が上流に運航した。はしけの供給は、センター・ガルフ向けに計画された堅実な大豆およびコーンの輸出プログラムで十分に使用されるであろう。

 

 

 ブラジルの大豆作付けは減少する見通し

 

ブラジルの生産者は、天候関連の問題と好ましくない通貨の変動により3年続きの損失を受けたので、2006-07年の大豆作付けを減らすと予想される。国家商品供給公社(Conab)によると、大豆の作付面積は、前年の7.6%ないし5.1%削減して、2050万ないし2120万ヘクタールに達すると予想される。作付けの減少にもかかわらず、大豆の生産高は、5350万トンないし5500万トンの間に達するであろうとConabは予想している。

 

 

 ブラジルはさび病の蔓延を制限する計画を開発

 

ブラジルの冬季間、潅漑された大豆を植えることに関する禁止令、野生大豆の除去、および主要穀物の早期の種まきが、中西部地区における大豆さび病を減少させる、とブラジルの作物科学者が先週発表した。禁止令は、雨の多い温暖な気候のときにもっとも蔓延する、風に運ばれてくるカビ病のサイクルを断ち切るために、6月15日から9月15日の農閑期に導入された。

 

「プリマベラ・ド・レステおよびマトグロッソ州のその他の大豆地域での大豆さび病の早期発生のリスクを減少させなければならない。」と、連邦政府のエンブラパ大豆調査機関のチーフ植物病理学者であるホセ・タダシ・ヨリノリは言った。ブラジルの主要大豆生産州であるマトグロッソ州の南西部にある重要な大豆生産地域のプリマベラ・ド・レステは、小さい研究区画の土地においてさえも、冬季の大豆の植え付けを禁止した。

 

 

 

 大豆コンプレックスは、USDAレポートで上昇、コーン価格を上げる

 

 

10月12日の大豆コンプレックスは、USDAからの見通しの明るい作物レポートを反映して、上昇して閉じた。また、大豆市場の上昇は、予想外の作付面積と収量の減少で上昇したコーンの価格をいっそう押し上げる要因となった。内部の基礎レベルは、過去2週間の先物取引の反騰相場のさなか、生産者が新穀の販売によって市場を圧倒しなかったので、かなり堅調を維持した。今週早々の雨と来週後半に大雨をもたらすと予想される大気の状況によって、収穫が遅れる可能性がある。11月物の豆の先物は、6.43ドル上がって213.02ドルで終った。1月物は6.43ドル上がって、218.44ドルで閉じた。そして、3月物は6.15ドル上がって、222.02ドルで閉じた。10月物のミールは、6.61ドル上がって189.60ドルで閉じた。12月物は6.72ドル上がって、191.03ドルで終わった。そして、1月物は6.83ドル上がって、192.35ドルで終わった。10月物のオイルは、10.36ドル上がって542.77ドルで閉じた。12月物は、8.60ドル上がって548.72ドルで閉じた。そして、1月物は8.38ドル上がって、558.20ドルで終わった。た。

 

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