2006.11.06

 

 農業連合は、STBが過度な鉄道貨物運賃提案を修正するよう希望


アメリカ大豆協会を含む40の全米および州の農業団体は、「農産物の荷主にとって過度の鉄道貨物運賃は実質的に不可能な欠陥提案」である、と彼らが考える提案を改訂するように、STB(連邦陸上交通委員会)に促している。農業生産者、穀物、油糧種子、および穀物生産物の出荷業者、荷受業者、および輸出業者を代表するグループは、先週提出した共同声明の中で、不合理な鉄道運賃に挑戦するためのいわゆる「簡略ガイドライン」を修正するためのSTBの提案は、逆に、荷主から制度的に定められた救済策への重要なアクセスを奪い、現在よりもいっそう受け入れがたい状況に業者を陥れる、といった。

 

農産物は、過去2年間、二桁以上の運賃上昇にさらされており、これが農産物の荷主が、不合理な運賃に挑戦するために、迅速で、費用効果に優れた公正な調整プロセスへのアクセスの必要性がいっそう増大しているのである、とこれらの団体は述べている。さらに、政府説明責任庁(GAO)による最近の調査で、1985年(?)以来の農産物に特徴的な鉄道運賃の上昇は、石炭、自動車、その他の非農産物の荷に対して生じた運賃の引き下げとはまったく異なるものであることが分かった。

 

農業団体は、「経済的に健全な鉄道運賃は、そのサービスを必要とする人々すべてのためであるとわれわれは認識している。」といった。「しかし、鉄道が十分な収入を得る必要性は、孤立して考えるべきではないし、不当に高い運賃を課すときに有効な制度的救済に対する荷主の権利以上に上げるべきではない。」

 

小規模な鉄道運賃ケースを述べているいわゆる「簡略ガイドライン」を修正するというSTBによって発行された7月28日の提案に、農業団体は返答している。この政府機関は、以前の州際通商委員会(Interstate Commerce Commission)の後継機関としてSTBを設立する法案が制定された1995年に、議会でこのようなガイドラインを開発することを命じられた。議会は、かかるガイドラインが、鉄道運賃が問題となった時に通常要求される完全な「独立型(stand-alone)」コスト方法を荷主が利用できように、貨物運賃の価値を前提として、あまりにも高すぎる運賃を規制することを義務付けた。

 

完全な独立型(stand-alone)コスト方法は、荷主が問題とした運賃と同じルートに新しい鉄道を建設するコストを調査し、文書化することを本質的に要求している。独立型(stand-alone)コスト方法は、荷主に不当な貨物運賃に挑戦する意欲をくじかせるような法外に高価な行為(通常350万ドルから500万ドルの費用がかかる)なのである。なぜなら、問題として持ち上げるには、費用と時間が掛かりすぎ、財政的見返りに対して重すぎる。

 

STBは1996年に、小規模な鉄道運賃の場合に関するいわゆる「簡略ガイドライン」を発行した。しかしながら、このガイドラインは複雑で費用がかかるために、過去10年間で、たった1件しか不当な運賃に挑戦するケースはなかったのである。このケースは、STBでの訴訟が完了する前に、最終的に和解で決着した。しかし、農業団体は、STBの提案している「簡略」ガイドラインへの新たな修正案は、「非常に制限的」であり、ごく少量の穀物および穀物製品を出荷する少数の機関以外にとっては、不当な運賃に挑戦する制度的救済措置を「事実上なきに等しい」ものにしてしまうものである、といっている。



 バイオ燃料が米国産大豆油の大きな在庫を吸収

 

米国のバイオ燃料需要は活発であり、大豆油が輸出に向けられることはなさそうなので、現在の高い米国大豆油在庫が、世界的な大豆油価格の軟調要因になることはなさそうであると、ハンブルグに拠点を置く油糧種子アナリストのオイル・ワールドは言った。ロイターによると、オイル・ワールドは、「米国の大豆油供給量の大半は、拡大しているバイオディーゼル生産に後押しされて、国内市場で吸収されるだろう」と言った。世界市場は、「アルゼンチンとブラジルでの生産が季節的に減少している現在、主に南米産大豆油に依存している。」と、アナリストは結論付けた。

 

 

 ブラジルの農業ロビー団体は、ルラ大統領に農業政策の変更を要求

 

ブラジルの最も有力なロビーグループの一つである「ブラジルの農村社会」(SRB)は、再選されたルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領に、彼の二期目に国の農業政策を改善するよう要請した。新聞発表によると、この組織(SRB)は、ルラ政権下の次の4年間は、農業事業に好意的であるならば、農業分野に重要で、ブラジルの最も有力な農業生産者によって見過ごされてきたと考えられる大切な活動分野のうちの8つの領域に焦点を当てる必要がある、と言った。

 

SRBは、8つの領域のうち、ドルに対してブラジル通貨高を抑える政策、および減税および継続的な利率の引き下げを含む政策を要請した。ブラジルの高利(現在年率13.75パーセント)は、かつて米国財務省国債に一本に絞ってきた国際的投資家にとって、魅力的な債券投資となっている。

 

また、SRBは、農地改革部を農業省に合併するよう政府に要請した。これは、環境法の変更と商業的使用のための新しい農作物技術の迅速な承認のためである。

 

 

 

 農産物助成金に関して米国は追加譲歩の可能性

 

BNA(Bureau of National Affairs)は、米国はいくつかの主要な取引相手国に対して、中断しているドーハ・ラウンドの貿易交渉を再開するために、現在認められている農業助成金を引き下げる更なる譲歩をする用意があると非公式に伝えている、と報じた。米国の当局者は、全般的な米国の貿易障壁となっている国内の助成金に関する上限を224億ドルとする現在の提案を170億ドルにまで引き下げることを検討するもりである、と示唆した。米国の通商筋は、この動きは1月にドーハの通商交渉を再開することを可能にするであろう、とBNAに語った。

 

 

 

 コーンと小麦市場が大豆を支え、大豆コンプレックスは高めに

 

 

11月2日の大豆コンプレックスは、上がって閉じた。コーンと小麦の価格上昇が、大豆の積極的な買いを支えた。大豆は他の穀物と一緒に価格を維持する必要があるという考え方も、大豆市場を支える助けとなり、更に、パームオイルの値上がりが穀物に加わった。高い収穫高に対する期待から、トレーダーは、弱気なUSDA報告が出てくると予想している。11月物大豆の先物は、1.19ドル高で引けて、238.19ドルで終わった。1月物は、1.10ドル上がって242.97ドルで閉じた。そして、3月物は、2.66ドル上がって248.11ドルで終わった。12月物ミールは、2.43ドル上がって215.28ドルで閉じた。1月物は、3.09ドル上がって215.94ドルで終わった。そして、3月物は、2.98ドル上がって218.26ドルで終わった。12月物のオイルは、0.66ドル高で引けて$606.27で閉じた。1月物は、0.66ドル上がって613.54ドルで閉じた。そして、3月物は、0.22ドル上がって621.26ドルで終わった。

 

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