2006.01.30

 サウス・ダコタ知事バイオ・デイーゼル燃料使用を奨励する行政命令に署名

 

 

サウス・ダコタ州のマイク・ラウンズ知事は同州内でのバイオ・デイーゼル燃料使用を奨励する行政命令2006/01に署名した。さらに同知事はサウス・ダコタ州運輸局(SDDOT)に対し技術仕様を満足させるバイオ・デイーゼル混合燃料が購入可能で、コスト的にも適切な場合には極力これを在庫し、使用するよう指示した。

 

SDDOTは2002年にバイオ・デイーゼル混合燃料の使用車への影響を調査する研究に着手した。研究を進めた技術委員会は昨年末発表した報告書のなかで極低硫黄デイーゼル燃料使用に必要な潤滑条件を満たすには2%のバイオ・デイーゼル混合燃料を使用するよう勧告を行なった。SDDOTは現在1,200台以上のデイーゼル燃料車を運行しており年間で約100万ガロンのデイーゼル燃料を使用している。



 米国大豆産業動向


アメリカ大豆協会は昨年に続き今年もモンサント社とそのビステイブ低リノレン酸大豆栽培計画を推進すると発表した。ASAはモンサント他数社とトランス脂肪酸問題に関し大豆ベースの解決策を模索しており、ビステイブ大豆が世界市場における米国産大豆と大豆油の将来的競争力を確保するのに役立つとして有望視されている。今年、モンサント社はインデイアナ、アイオワ、ミシガン、ミネソタ、ネブラスカおよびサウス・ダコタ各州の大豆生産者と契約する予定である。

 

一方、サウス・ダコタ大豆協会のクリストファー・フィシュバック理事によればサウス・ダコタ州北東部に大豆加工処理工場を新設する計画が最終段階に入っており、「生産者だけでなく一般市民にとっても投資の良い機会になるだろう」と同理事は付言した。

 

サウス・ダコタ州の大豆加工処理工場は現在ボルガ近郊のブルッキングスの西に所在する1箇所だけである。同ボルガ工場を操業するサウス・ダコタ大豆加工業者協会は、2004年に同州北東部にもう一つ大豆加工処理工場を建設する予備調査を開始した。25人の投資家がカトー・ヒルズ・プロセサーの名称で有限責任会社を立ち上げ、43,500ドルの州助成金を活用し、候補となった9つの群で調査を行なった。

 

同協会理事のダレル・デービス氏はサウス・ダコタ州が殆どの大豆ベルト州よりも太平洋に近く地理的視点からここで加工処理を行なう事は理にかなっていると語った。また同理事はこれにより最終製品の運賃も他よりかからないと語った。

 

またフィッシュバック、デービス両理事は大豆さび病について病害コントロールの進歩により問題解決は可能との見解を述べた。しかしデービス理事はこのさび病を制圧するには大豆生産者が自分の畑の見回りをもっと綿密にやる必要があるだろうと注意を促した。「時速50−60マイルのスピードで車を飛ばして畑を見回るだけでは効果はない」と同理事は語った。

 

関連ニュースとして、カロライナ・ソヤはサウス・カロライナ州エステイルの既存大豆加工処理工場に大豆油精製設備一基を増設するため800万ドルを投資する。今年末に稼動予定であるが、この設備増強により40人の新規雇用が必要となり、同社の従業員数を倍増させることになる。

 

カロライナ・ソヤはサウス・カロライナおよびジョージア両州で生産される全大豆の1/3を加工・処理している。新設精油設備は食用およびバイオ・デイーゼル等の工業用に使用される大豆油を生産する予定である。

 

 

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 米国大豆セクターはアジアさび菌対策用資金を増額

 

米国大豆チェックオフ・プログラムはアジアさび菌の拡散を監視する畑を増やすための資金を承認し、大豆さび菌対策を継続して行う。USB(全米大豆基金財団)と12の州チェックオフ委員会により構成されるNCSRP(北中央部大豆研究プログラム)は協力して大豆ベルト地域に「見張り」用のプロットを設定する予定である。

 

さび菌の南から北への移動を監視し、早期発見に努め、早い段階で大豆生産者に警告出来るようにすることを中心に取り組みを進める。見張り用プロットは既にUSDAが設定しているのと同じ所となる。USDA,USBおよびNCSRPのものを合計すると各州に約20の見張り用プロットが設定される。

 

「一般的に見張り用プロットには周囲で栽培されるよりも収穫期の早い種類の大豆を早い時期に作付けする。こうすれば見張り用プロットに作付けされた大豆が周囲の作物よりも早くに花をつける段階に到達する。」とUSBのエド・レデイー氏は語った。

 

「2005年には大豆さび菌が心配していたほど早くも広くも拡散しなかったとは言え、我々はまだ1年しか経験がない」とレデイー氏は語り「天候は年毎に違うので2006年にはさび菌がもっと拡散しやすい状況になることも考えられる。生産者は引き続き油断をしないように」と強調した。生産者が殺菌剤をいつ散布すべきかを知るにはこのさび病の早期発見が不可欠となる。

 

「見張り用プロットを増やすことは我々チェックオフの大豆さび菌対策にとって非常に有効な手段となる」とUSBのさび病対策チームのキャシー・パットン・ストランク氏は語る。さらに大豆チェックオフ・プログラムではさび病に強い種類の大豆の調査、畑に優しいさび病診断方法の研究、および雨水サンプルからのさび菌胞子早期発見にも基金提供を行っている。

 

また米国大豆チェックオフ・プログラムは大豆さび菌に関する診断ガイド2冊と管理ガイド1冊を作成し、ウェブ・サイトwww.unitedsoybean.org.でだれもが入手できるようにしている。また、大豆チェックオフは大豆さび菌に関する最新情報を提供するために設定された2つのウエッブ・サイト(www.planthealth.info,www.stopsoybeanrust.com)の共同スポンサーもしている。さび病に関するUSDAの公式ウェブ・サイトはwww.sbrusa.netである。「実際にさび菌を直に経験した者として私はさび菌の研究と情報伝達活動へ資金提供を続けることは非常に大事だと思う」とUSBのビリー・ウエイン・セラーズ理事は語った。



 大豆とミールは輸出、搾油不振にもかかわらず高引け


大豆コンプレックスは1月26日、輸出,搾油不振のレポートにもかかわらず概ね高く引けた。この高値は投機マネーの市場への流入によるものと思われるが、一方アルゼンチンでの日照りに対する懸念もある。米国のファンダメンタルは特に2006年の大豆作付けがまた増加に転じれば米国の記録的供給が南米での大きな生産落ち込みを吸収出来るとして極端に弱気になっている。3月豆先物は$2.20上げて$210.54;5月物は$2.39上げて$214.76;7月物は$2.30上げて$218.53で終了した。3月ミールは$2.09上げて$198.74;5月物は$1.65上げて$200.51;7月物は$1.76上げて$203.37で引けた。3月オイルは$0.22下げて$474.21;5月物は$0.22下げて$482.37;7月物は$0.66下げて$490.30で終了した。

 

 

 

 

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